ヒカル さん ご質問有難うございます。
雨の日には、家具・ダンボールや家屋が濡れないように配慮をして、引越し業者は作業を行います。
家具は分厚い梱包資材で包まれていますので、雨で濡れることはほとんどありません。ダンボールなどは、外側が運搬中に多少濡れるかも分かりませんが、引越し先でそれらを置く床が濡れないようにするために、シートなどを敷いた上に積んでいくようなサービスを行っている引越し業者が多いです。
また、家屋が濡れない工夫もします。搬出・搬入経路になる床や、家具の梱包・開梱を行う場所に分厚い資材で養生をしますので、家屋を濡らす事はほとんどないでしょう。
外でのみ作業をするスタッフと、家屋内でのみ作業をするスタッフに分けることによって、さらに家屋が濡れないようにすることが可能です。ただ、この方法は作業時間が通常の作業に比べて1.5倍くらい掛かりますので、そこは多目に見てあげてくださいね。
また、引越し業者の本音というか裏事情をお話しますが、非正規雇用の作業員の割合が多いです。こういった作業員に対して引越し業者は、ヒカル さん の引越しの予約が入った時点で、数週間前から数日前の間に引越し日に出勤するように求めています。また、別のユーザーのその日の引越し希望を断って、ヒカル さん の予約を優先しているかもしれません。引越し日の前日や当日に、雨でキャンセルや日延べの希望があると、その時点で別の方の引越し予約を入れることもほぼ不可能ですから、それらの作業員に仕事が無くなってしまうのです。
上記の様な事情から、雨で日延べの希望の連絡をされても、引越し業者はなるべく当初の予定通りに引越しを行う方向で話を進めてきます。ただ、いくら引越し業者が大丈夫と言っても、トラックから玄関までの距離もある様ですから、「台風などの暴風雨や土砂降りの中では作業は行うべきではない」というのが私の経験からの考えです。梅雨の雨程度なら、上記の対策で大丈夫ですが、ヒカル さん が予定されているのが午後からの引越しであれば、午前の方の作業で資材が相当濡れてしまっているリスクも考慮したほうが良いでしょう。
また、雨対策も引越し業者によって様々ですので、やはり見積もり日に、雨の日の対策や日延べ・キャンセル時のことを各社に質問されて、業者を決められるのが良いと思います。
ちなみに、キャンセルならば作業日前日10%、当日20%のキャンセル料がかかりますが、雨や雪などによる日延べの希望は、前日・当日でも無料で対応してくれる引越し業者が多いはずです。その場合は、引越し業者側の配車都合で次の引越し日が決まり、別の日を指定される場合は別途料金がかかることがあります。
そのあたりのルールもしっかりと確認された方が良いですね。口頭だけでなく、各社の営業マンに、見積書の備考欄に書いてもらうなどしましょう。また、見積書の裏側や、別途渡される引越し約款などに書いてあると思います。
6月の引越し予定だということですから、時間的にもまだまだ余裕があると思います。色んなタイプの引越し業者を訪問見積もりに呼ばれて、比較検討してください。当サイトでは、大手から地元密着の中小の引越し業者まで、様々なタイプの引越し業者に一括で見積もり依頼が出来るサービスをご用意しています。
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